津軽富士岩木山を西に望み、津軽平野のほぼ中央に位置する所にある、板柳町。
総面積41.81平方キロメートルのほとんどが平坦地で、西は岩木山、東は十川の間にあり、それら水系の分厚く発達した沖積世の堆積物は、りんご園・水田としての利用に適した生産性の高い豊かな平野を形成している。
村落への開拓は文禄・慶長年間(1592~1615)といわれ、津軽藩の城下に近く岩木川きっての良港を有していたことと、以北で唯一の渡し場が設けられたことにより百貨集参地として急速に発展し大集落が形成され隆盛を極めたが、宝暦4年(1754)、当時藩主より突然の「商売差し止めの令」が発せられ、加えて明和の大震災に遭い、しだいに衰えていく。
昭和30年に、板柳町、小阿弥村、沿川村、畑岡村の一町三ヶ村の合併により「板柳町」を制定し現在に至る。
平成17年度国調人口16,222人。
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